ちょろちょろ見て歩き 2
逆の発想〜似たもの・同じものでひきだされる/さがしていたものは自分の庭に・・・
普遍的な〜ありふれていること/瞑想会のこと
「逆の発想〜似たもの・同じものでひきだされる」2001/09/03記 |
「シュタイナー教育」に関連した本を 友人から借りて読んでいる。 「親だからできる幼児期のシュタイナー教育〜七歳までは夢の中」 子供時代にやわらかさ・やさしさにふれてすごせたら 成長して大人になっても その人の本質的な核の部分が その人の人間性を作る元になっているのだから やわらかな心を 保ったまま 生きていくことになるのではないか? と、読んで 思った。 * 中でも へええーと思ったのは 「ゆっくりな子には ゆっくり」の章(P.153)。 何をするにしても この子はおっとりしててゆっくりで、、、という子供を見て 親は大抵 もっと活発な子と遊ばせてやろうかな?などと考えるのが 多いですね。 でも シュタイナーによると、そういう子には 似た性質の子供どうしで遊ばせる、と いう事になるらしい。 * ゆっくりの者どうしでいると「こいつらは なんで こないな ゆっくりなんやろかいな?」 と 思って 自分から すすすと動き出してみようかな、と なるらしい。 * また怒りっぽい子には わざと「赤」の服を着せてやる。すると その子の心の中に 赤の補色である青緑が生まれて、それにより子供は癒される。落ち着く、らしい。 普段考える事とは まるで 逆な発想だから 驚いた。。。 |
「さがしていたものは 自分の庭に・・・」2001/07/09記 |
昨日、出かける時 日傘を探していてみつからず、帽子も最近ずっと探していてない。 しかたがないので 雨傘を代用するかぁーと 思って 普通の傘を持って出かけた。 * 行きしなの電車の中で ふっとかばんの中を見る。と。 半年以上探しててもう出てこない、とあきらめてたペンダントが出てきた。 いつも 使うかばんじゃなくて その日は「たまにはこれを使おう」と しまいこんでる かばんで出かけたの。そのかばんに 内ポケットに 入っていた。。。 「こんな所におったんか」みつかった時の安堵と 何とも言えない妙な気持。 知らずにそのかばんを捨ててしまわなくて よかった、と思った。 * その日、デパートを3個所もまわって、帽子を探していた。 私の頭の形が特殊なのか? あんなに沢山売られているのに 一つとして合うのが ない。「まぁ、これやったら使えるかな」っていう物もあったが 何か今ひとつ買う気 になれない。あきらめて 帰る事にした。 * 帰る道々 最近実行している「ありがとう」を言いながら歩く、というのをしていて(小 林正観の本からの影響。「トイレ道」を参照のこと)ふっと、部屋のある一角が浮か んだ。帰ったらそこを探してみようと思った。 帰宅して 早速さがしてみた。そのあたりにある物を全部出してみると その日一日使ったかばんを片付ける時 ふっと思って、そのあたりの物を全部出し てみると 一番奥に 日傘 見つけ! 結局 その日は 3つの物を みつける事が出来た。 ペンダント 帽子 日傘 * 色々見て廻ったけど 結局自分の部屋にあった。 「世界中を捜しまわったけれど 本当にほしいものは 帰ってきてから自分の家の 庭でみつかる」というくだりが 何かの文章で書いてあるの、前読んだ事ある。。。 それを読んだ時「なぁんや、この人 あほ ちゃうか」と思ったん。 * でも実際自分がこういう経験すると、何とも言えない。 昔だったら自分に腹たてた(今1%も腹たたない、とは言い切れないが)だろう。 もしかして こういう事って 他にもやってるかもしれない、と思った。 * 自分にとって ごく当たり前な身近な存在を ありがたいと思わない、とか。 もしくは 自分の持ってる物に対して ちゃんと注意をはらってない、とか。 物だけじゃなくて自分の感性・感覚を ちゃんと使わないで、どこかにしまいこん で「ない」事にしている、とか。 「ない」事にしているから 他人の体験談の本ばかり読んで羨ましがってる、とか。 そういう風なことを 考えた。。 |
「普遍的な〜ありふれていること」2001/06/11記 |
先日TAROTのワークというのがあり、参加してきました。 タロットカードには トランプのハートやダイヤの原型となった4つのマーク(?)が あります。今回のテーマは 丸の中に☆が入ってる、ペンタクルスでした。 瞑想というかイメージワークでした。 そのやり方を説明するのは 省きます。 (KEY OF LIFEさんに伺って下さいませ。下記参照) 火風水土の4つの部屋に順に入っていき、それぞれの世界の精霊にメッセージを もらって帰ってくるというものです。 まず火の部屋。 * [火の部屋〜知力] そこは氷原でした。広い氷原。空気がすんでいて 少し寒い。 これだけ寒いと かえって自分の中の体温を感じる。 ・・・とその時 氷原の氷が溶けて 春の草原になりました。 一羽の鳥が飛んでいくのをながめました。 * [風の部屋〜愛・感情] そこに入ると胸に大きな丸いものの感じがしました。 胸から 生まれる愛 胸から 生まれる苦しみ 暖かい感じも ふるえるような感じも、胸の丸いところから。 丸いのはボール。ころころどこへでも ころがり、ぽんぽん跳ねて 上へも下へも。 世の中には色々な人がいて、 ボールを投げつける人 愛のボールの扱い方も 人によって様々。 色んなやり方があるけど、扱っているのは皆丸いボール。 皆が持っているけれど うまく扱えていない人が多い・・・・・ と愛の精霊が悲しそうにそう言った。 * [水の部屋〜変化] そこに入るとアジサイの葉に水がかかっているのが見えました。 画面が 流れるようにうつりかわり、 〜 小雨が降っている 〜 〜 赤い金魚と黒い出目金が泳いでる 〜 〜 祭りの金魚すくい 〜 〜 ガラスの金魚鉢 〜 〜 風鈴が揺れている 〜 〜 和室の情景 〜 〜 テーブルに大きなすいかが置いてある・・・ 〜 〜 鮮やかな赤。 〜 〜畳の上を赤ちゃんがよっつんばいで歩いて通っていく。 〜 〜 追いかけてるおかあさんの足元が見える 〜 〜行水から出たばかりで まだぬれている 〜 和室から縁側・庭が見える。 〜 〜 おかあさんが水をまいていて、隣の奥さんと目が合う。 〜 〜 交わされる挨拶 〜 〜 隣の子供が野球から帰ってくる。〜 〜 足を洗って家に上がる 〜 〜 〜 この調子で水が関係した、日本の夏休みといったのどかな情景がえんえんと続く。 大切なのは 「水」。 水は本当に必要なもの。 足りない!とか不足してる!となってから「必要」になるんじゃなくて あって当たり前で。あることに 感謝して 毎日使っていく。 * [土の部屋〜実現] そこに入ると 陶芸家がろくろの土をこねているのが見えました。 飾り物ではなく生活日常品を作っている、という感じでした。 その陶芸家の心が伝わるようでした。 * とっくりというのは 昔からある、あの何でもない形がすばらしいのだ。 現代風のデザイナーが作ったものは使いにくい。 ふつうにある、普遍的(不変的)な ありふれたのが良い形なのだ。 物は使われてこそのものだよ。 欠けたりしながらでも どんどん使っていって欲しい。 物質だけでなく 自分の中心にある心・思いやり・愛。 こういったものも 使ったら減るのじゃない。どんどん使ってほしい。 ****** 4つの部屋をたどり、今の私に大切なのは ありふれたことを毎日の日常生活の中で大切にしていく、という事ではないかな? それにつきるのではないかな?と メッセージを受け取りました。 関西ディーバヒーリングセンター“KEY OF LIFE” |
「瞑想会のこと」2001/05/07記 |
先日友人宅で瞑想会なるものがあり、はじめて参加してきました。 デヴァヴァニ瞑想というもので、言葉で話す前の言葉を話す、という事でした。 「???」と思われることでしょうね。 赤ちゃんが成長して子供になっていく、そのうちに言葉を覚えてお話も出来るよう になっていく。 この瞑想会では そのことばを話す前の、何を言ってるのか わからないけど口の 中で好きなことをしゃべってる、あの状態を 体験(再現)しよう〜というものです。 * リラックスしていくと 舌がその時期のことをおぼえているので 舌が動くにまか せる、という。。 * やっていくと 私は口の中でなにやらぶつぶつ言い出して、ずっとぶつぶつと文句 を言っている。それで心の中で 「そうか、なにかずっと不満があったんやね」と 自分に言うと少し気がおさまったようで、ふっと まぶたの裏に 青い光のようなも のが見えたか、と思うと何かが こみ上げてくる。。。 う。痛い。目が痛い。 両手を固くにぎりしめて 内側からこみあげてくる、強い、痛みに似た思い・ 意思。いくつぶもの涙と、痛いような感覚と共に。 「生きたい」 ただ それだけだった。何かをするために生きるとか、何かをしたい、じゃなくて、 ただ 生きたい。 生きたいんだ−−。生きたい。 「そうかあ。私は こんなに 生きたかったんだ」と感じて しばらくしてまた もとの「ぶ つぶつ」に戻ったのには おどろいた。 何でやねん? 一通り終わってみんなでシェアーしてる時 こういう事がありました、と話し、「瞑想をし てる間、赤ちゃんから子供の間に戻ってる瞑想にあわせて バックで子供の楽しい声 の入った音楽が流れていたのが良かったです。」と言ったら みんなが「へ?」という反応。 * 聞いてみるとそれは参加者のひとりの友人の声だった。。。 私は 「楽しそうな外国の子供の声。きゃっきゃっ ♪と楽しく遊んでるな〜」と感心し つつ瞑想に入っていったのだが。ありゃりゃ。そうとは気がつかなんだ。 * 横浜のお土産の差し入れがあり、超美味しかった。 名前だけ聞いたら 別に何てことないお菓子のようだが、どっこい 「中華サブレ」(横浜のガトークラシックという店の。) |