トマティス・メソッド 絵日誌(1)

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トマティス・メソッドとは

 フランスの耳鼻科のお医者さん、アルフレッド・トマティス氏が

「ききとれない音は発声できない」という事を発見した事から、

聴き取る事と言葉を話す事の関連を研究して

コミュニケーションに不便を感じる人々をたすける処方、、、って言うか 方法です。

私達は母親の胎内で育っている時 羊水の中に浮かんでいます。

羊水の中で聴く音というのは 高周音です。

母親の胎内で 母国語(日本語など)を聴き、言葉を学びはじめています。

トマティスでは 徐々に高周音に耳を慣らしていきます。

そして胎内の赤ちゃん(胎児)の時の音環境で もう一度

音を聴き、言葉を聴いて いく という状態に します。 

私はスリーインワン的に これを
耳の年齢遡行」と
表現しています。(=~v~=)

それと共に トレーニングの段階が進んだら

発声も練習する、という事です。

話す こと と 聴く こと は 実は同じ、というか 密接に関連しているそうです。

くわしくは トマティス・センターのHPを見て下さい。

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私の友人の上田さんが私より先にトマティス・メソッドを体験しています。

そしてその体験談をHP上にて公開しています。

興味がおありの方は こちらも ご覧下さいませ。

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2001年10月 1日 から約2ヶ月

 大阪梅田の トマティス・メソッドセンター関西 で

 米語コースを受けました。

これはあくまでも 私の体験(もともと難聴です)であって
受けられた方の全てが同じ経験をするとは限りません。

第1回 2001年 10/1   初めて。。だ。 2年前に1回だけ 少し 試して聴いたことはあるが。。。

  1曲目 モーツァルト   やけに顔の皮膚が気になって 顔マッサージをしていた。
                 そして腕や手も マッサージした。(何でやろか?)

  2曲目 グレゴリア聖歌 途中で 寝る。頭頂からの音の響きが気になる。

  3曲目 モーツァルト   急に絵が描きたくなって 描く。 
                   細かい
うねりばね状の線をえんえんと描く。

  4曲目 グレゴリア聖歌 2枚目にリスやケーキの絵を描いた。頭頂が気にならなかった。
                 慣れたのかな?と思いきや、初めの聖歌とあとの聖歌は 違う曲だそうな。。

  帰る前に、村瀬さんという方が書かれたトマティスの本を買う。

はじめて受けた日に はじめて描いた絵です。

うずまきを ぐるぐると 描き、ちまちまと描くのが 楽しかった記憶があります。

   テープ:モーツァルト

 

第2回 10/3  なんと 絵を9枚も描いてしまった!! 平均1曲につき2枚。

 1曲目 モーツァルト  楽しく機嫌よく聴けてきんぎょの絵を描く。
             描いてる途中で青いあぶくの渦をいっぱい描いて、
             それが2枚目の青い円状の渦の絵(左巻き)と、
             3枚目、オレンジの渦(右巻き)につながる。

 2曲目 
グレゴリア聖歌 何枚目か忘れたが、画面の左端に紫の小さい丸(自分)を描き
             そして親子関係を彷彿させる絵を描く。
             哀しみがこみあげて 青いグレーを塗る。(多分父との関係)
             でも
             父は愛情が出しにくいだけなのかも、と気づいた時渦に赤い色を加える。

 3曲目 
モーツァルト  赤い海のような絵を描いた。海にはオレンジの魚のような、のを描いた。 
 
 4曲目 
グレゴリア聖歌  最後の一枚。
             
うす茶色のくまのぬいぐるみを描く。
             はっきりと「こんなの!」っていう 確信を持って描いてるんだ。
             ぬくぬくとしたくまで、背景に緑のふち(窓?額縁?)がある。
             壁紙の唐草模様まで わかる。
             うす茶色のくまのぬいぐるみは 持っていない(現在も過去も)
             でも 
さわった感触を知ってるし、よく見てたような実感がある
              ふしぎだ。
             「さわって!」と言ってるように そのくまさんは片手を私の方に
             伸ばしている。 
とっても かわいいんだ。(*^O^*)

 

第3回 10/5    前回と同じメニュー。 頭頂部の響きが気にならなくなった。

 1曲目 モーツァルトは 寝て(胎児のように身体を丸めて手でもじもじと何か動かしながら)
 4曲目 
グレゴリア聖歌はパズル。

 2曲目の 
モーツァルト と 3曲目の グレゴリア聖歌で、絵を7枚描いた。

 覚えているのだけ書いてみよう。
   1枚目の絵は 赤いあぶくを幾つも描いて 海底気分。
 
   2曲目から3曲目に 変わるあたりで、
パンの絵を描く。
  普段食べない固焼きで中が少し柔らかい(切り口の図も)
外国のパン。傍らにブルーチーズを描く。 
  私はブルーチーズは好きじゃないのだが、これを描いてる時は
  「このパンには このチーズが合うんや!」と確信がある。パン作りの台所っぽい情景の図。

 パン→小麦→植物 というつながりで、
 植物が 伸びていくのが喜びである、という絵を描く。そしてそれを観察してる教授がいる。
 その教授の驚き!
「植物達のなんと神秘なことよ!!」と言ってる絵が最後の絵。
 驚いている教授の顔から 動物達が飛び出す絵が 楽しい。

 この絵を描いた時 3曲目の
モーツァルトが終わり、4曲目がはじまる。(パズルも楽しい)


植物学研究の教授が 「Oh☆ 植物の神秘よ〜!!」 と 生命の神秘に驚いている

その顔から沢山の動物で飛び出す。

テープ :モーツァルト

 

第4回 10/9  前回と同じメニュー。 4曲目のみ頭頂部の響きが気になった。

 1曲目と2曲目の半分くらい パズルをしていた。

 2曲目 グレゴリア聖歌 絵は もうすぐアメリカに行く友人を描いてる絵になる。
             早い話が なきながら 描いたのだ。

 3曲目 モーツァルト 明るい曲調にふれて 絵はイルカが海面で跳ねてる絵など。沢山描きまくる。

 4曲目 グレゴリア聖歌 聖歌だと自分の内面がゆさぶられるようだ。
             最後に描いた絵はオレンジの地球。サッカーボールのように描く。

    今回、12枚も描いた。(流石の私も12枚描くと 疲れました  (^^;;;))
 
グレゴリア聖歌を聴くと 崇高な気分になるのか、天使や羽根を沢山描いた。

 
☆追記
 この日 午後から
の治療に行き、これまでになく 歯を削られる音や ぎぎっぎゅぅぃーーーーん!
 という響きが よくわかる。。。おそろしかった。
               (その間 私は何回死んだであろう。)
         高周音が聞こえるようになると、こういう事もあるのか。。。(~ヘ~;)ウーン

友人Eちゃんによせて、の絵です。

テープ: グレゴリア聖歌

 

5回目 10/11 前回と同じメニュー

 ただ初めの2曲は全然聴こえなかった。
 高周音をどんどんきかせたテープにきりかえてあるんだと 思うのですが、
 今回 すごく高周音がきいてて、3曲目で耳が慣れたのか、急に聞こえた、という感覚でした。

 絵は7枚描きました。

 大体
モーツァルトのは 軽快な曲で 楽しい感じの絵になり、グレゴリア聖歌は 綺麗な感じの絵になる。  
 今回、教会のステンドグラスっぽい絵も描いたので。。。

 今回の食べ物の絵は 目玉焼きの絵と ホウレンソウが踊ってる絵。

    ちなみに前回はプリン。(プリンのお姫様とスプーンの友達が踊ってる絵)

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